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【初心者/独学OK】フランス語参考書・テキストおすすめ10選を初級/中級/上級に分けて紹介

勉強法

フランス語学習に欠かせないのが参考書・テキストです。

しかしフランス語の参考書・テキストは種類が多く「どれを選べばいいのか分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

私もフランス語の参考書を延べ20冊ほど購入しましたが、実際に最後まで使ったのは半分くらいで、もったいない思いをしました

そこで本記事では、おすすめのフランス語参考書・テキストを10冊厳選してレベル別に紹介します。

また参考書の選び方や参考書を使った勉強法についてもまとめました。

フランス語の参考書・テキストを探している方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

この記事を読むと分かること
  • フランス語の参考書・テキストの選び方
  • フランス語の参考書・テキストおすすめ10選(初心者用/中級者用/上級者用)
  • フランス語の参考書・テキストを使った勉強法

それでは早速見ていきましょう!

【本音】参考書を使ったフランス語の独学はおすすめしません…

本音を言うと、「フランス語を話せるようになる」勉強方法として、参考書を使った独学はベストな選択肢ではありません。

なぜなら参考書を使った独学では、十分なアウトプット機会を確保できないからです。

参考書は単語や文法のインプットには向いていますが、フランス語を話したり書いたりするアウトプットには向いていません。

参考書だけでフランス語を学ぶと、学校で長い間英語を学ぶ日本人のように「読めるけど話せない人材」になってしまいます。

フランス語が話せる私の意見としては、「参考書だけ」での独学はおすすめしません。フランス語教室に通うか、フランス語教室と参考書を併用して学習を進めるべきです

ただしフランス語学習を始めるきっかけとして、またはすでにフランス語教室に通っている学習者がさらに上を目指すために参考書を購入するのはありです。

メモ

参考書だけでの学習はおすすめしない!必ずアウトプットできる環境も用意しよう

フランス語の参考書・テキストの選び方

フランス語の参考書・テキストを選ぶ際は次の3つの点に注意しましょう。

  • 自分のレベルにあった参考書・テキストを選ぶ
  • 用途別に一冊ずつ購入する
  • できれば音声付きの参考書・テキストを選ぶ

それぞれ詳しく解説します。

自分のレベルにあった参考書・テキストを選ぶ

フランス語の参考書・テキストは、大きく以下の3つにレベル分けされます。

  • 初心者向け
  • 中級者向け
  • 上級者向け

フランス語の参考書・テキストを購入する際は、自分のレベルにあったものを購入しましょう。

初心者の方が上級者向けの参考書・テキストを購入しても、全く内容を理解できません。

反対に上級者の方が初心者向けの参考書・テキストを購入しても、簡単すぎてフランス語の勉強になりません。

ただし「これは初心者向けで、こっちは上級者向けで〜」と一冊一冊確認するのは面倒ですよね。

ご安心ください!本記事では、初心者向け/中級者向け/上級者向けと予め分けて紹介しています

メモ

どんなに良い参考書でも自分のレベルに合っていなければ意味がない!

用途別に一冊ずつ購入する

参考書・テキストは、一冊ではなく複数冊必要です。

「単語帳を二冊」のように同じジャンルのものを複数購入するのではなく、用途別に一冊ずつ購入しましょう。

フランス語の参考書・テキストには次のような種類があります。

  • 単語帳
  • 文法書
  • フランス語検定用の参考書

フランス語を話せるようになりたいのであれば単語帳と文法書を一冊ずつ購入しましょう。

フランス語検定を受験するのなら検定用の参考書も購入しましょう。

メモ

単語帳と文法書は、どちらもフランス語の習得には欠かせません!

できれば音声付きの参考書・テキストを選ぶ

フランス語の参考書・テキストは、できれば音声付きのものを選びましょう。

なぜなら音声付きでないと、リスニングやスピーキングの能力が上達しないからです。参考書を読むだけだと、リーディング力しか身につきません。

また、音声付きの参考書・テキストの中でも、CD付きのものはおすすめしません。

なぜならCDをセットする手間がかかりますし、自宅でしか使えないからです。

そもそもCDを再生するための機器がない家庭も多いはずです。うちもそうでした

音源をQRコードやURLからダウンロードできる参考書や、音声がAmazon Audibleに載っている参考書がベストです。

Amazon Audibleだと、スマホからアプリを開くだけで音声を聞けますし、他のフランス語教材や、普通の小説やビジネス本なんかの読み上げ音声も聴き放題です。

Amazon Audible期間限定で30日間の無料体験を実施中なので、一度も経験したことがない方は試してみましょう。

本記事では、音声付きの参考書・テキストも複数紹介しています

メモ

参考書・テキストの音声も活用して、リスニングとスピーキングも上達させよう!

フランス語の参考書・テキストおすすめ10選【独学OK】

フランス語の参考書・テキストを、次の3つのレベルに分けて10冊紹介します。

  • 初心者向け4冊
  • 中級者向け3冊
  • 上級者向け3冊

それぞれ詳しく見てみましょう。

初心者向けのフランス語参考書・テキスト

初級者向けのフランス語参考書・テキストのおすすめは以下の4冊です。

  • 1か月で復習するフランス語基本の500単語
  • キクタンフランス語 入門編
  • フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!
  • フランス語をひとつひとつわかりやすく。

それぞれ詳しく見てみましょう。

1か月で復習するフランス語基本の500単語

価格1,760円
付録メディアCD
ページ数183ページ
発行年2016年
著者ロイク・ホゲス
ホゲス金村利香
※料金は税込です。

「1か月で復習するフランス語基本の500単語」には、最も基礎的なフランス語500単語が収録されています。

タイトルの通り、1ヶ月で500単語を学べます。フランス語を初めて学ぶ方はもちろん、10年20年フランス語から離れていて、久しぶりにフランス語を学び直す方にもおすすめです。

音声がCDのみなのが、唯一の欠点です。

キクタンフランス語 入門編

価格単行本:2,200円
Audible版:月額1,500円で12万冊聴き放題
(30日間の無料体験あり)
付録メディアCD
ページ数167ページ
発行年2011年
著者アルク
※料金は税込です。

「キクタンフランス語 入門編」は、仏検5級レベルの単語と日常会話で頻繁に使われる単語を512単語収録した単語帳です。

キクタンシリーズは、フランス語のみならず英語や中国語などあらゆる言語で最も人気のある単語帳シリーズです。

付属の音声がCDだけなのが欠点ですが、Audible版を使えばスマホで簡単に音声を聴けます。

30日間であれば無料で利用できるので、一度Audible版を試してみて、Audible版と書籍版のどちらにするか自分の目で決めるのがいいかと思います。

フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!

価格1,760円
付録メディアCD、音声アプリ
ページ数197ページ
発行年2019年
著者清岡智比古
※料金は税込です。

「フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!」は累計13万部を突破した人気のフランス語文法書です。

話し言葉のような口調で書かれているため、お堅い参考書が苦手な方にぴったりです。

ただし口調のせいで内容が全く入ってこないという口コミもあります。Amazonで試し読みができるので、一度自分に合うか試してみましょう。

フランス語をひとつひとつわかりやすく。

価格1,650円
付録メディアなし
ページ数138ページ
発行年2012年
著者学研教育出版
※料金は税込です。

「フランス語をひとつひとつわかりやすく。」は、フランス語の文法をイラスト付きで分かりやすく解説した参考書です。

「〇〇をひとつひとつわかりやすく。」は学研が出版する人気参考書です。特に英語の「〇〇をひとつひとつわかりやすく。」シリーズは高い人気を誇ります。

これまでに参考書を使った学習で挫折した経験がある方は、本書がおすすめです。

中級者向けのフランス語参考書・テキスト

中級者向けのフランス語参考書・テキストのおすすめは以下の3冊です。

  • フランス文法総まとめ問題集
  • キクタン フランス語 初中級編
  • NHKラジオまいにちフランス語

それぞれ詳しく見てみましょう。

フランス文法総まとめ問題集

価格1,650円
付録メディアなし
ページ数116ページ
発行年2019年
著者東郷雄二
※料金は税込です。

「フランス文法総まとめ問題集」は、フランス文法を一通り学んだ経験があり、総復習をして知識を定着させたい方におすすめです。

解説は少なめですが、問題量をこなすことができます。

基本問題と、一歩進んだ総合問題が収録されており、学習者のレベルに応じた使い方ができます。

キクタン フランス語 初中級編

価格単行本:2,420円
Audible版:月額1,500円で12万冊聴き放題
(30日間の無料体験あり)
付録メディアCD
ページ数167ページ
発行年2011年
著者アルク
※料金は税込です。

「キクタン フランス語 初中級編」は、仏検3級レベルの単語と日常会話でよく使う語句624単語を収録した単語帳です。

1日8単語ずつ11週間学習すれば、完結するように設計されています。

キクタンは名前の通り、音声を使った学習が売りです。付属のCDでは、フランス語と日本語がリズムに乗って交互に流れてきます。

音声を使ううちに耳が自然なリズムやアクセントに慣れてきます。ただしキクタンの単語帳には付属のCDしかついておらず不便です。

Audibleを使えばスマホで簡単にキクタンの音声を聴けます。Audible初めての方限定で30日間の無料体験を実施中なので、体験期間を利用して書籍とAudibleどちらが良いのか比較してみましょう。

NHKラジオまいにちフランス語

価格単行本:580円
Kindle版:530円
Audible版:月額1,500円で12万冊聴き放題
(30日間の無料体験あり)
付録メディアなし
ページ数
発行年
著者NHK出版
※料金は税込です。

「NHKラジオまいにちフランス語」は、NHKラジオで放送されたフランス語講座を書籍化したものです。

毎月、1ヶ月分の放送をまとめたものが出版されています。

「NHKラジオまいにちフランス語」自体は良いコンテンツなのですが、1から学習したい場合、いくつも遡って購入しなければならない点が欠点です。

1冊は580円ですが、最初から順番に購入していくうちに出費がかさむことも。

一方Audibleにも「NHKラジオまいにちフランス語」は収録されており、月額1,500円で過去の分まで遡ることができます。追加料金は不要です。

Audibleを初めて利用する方は、30日間の無料体験を活用して、「NHKラジオまいにちフランス語」を好きなだけ受講してみましょう。

上級者向けのフランス語参考書・テキスト

上級者向けのフランス語参考書・テキストのおすすめは以下の3冊です。

  • 仏検準1級・2級対応 クラウン フランス語単語 上級
  • 本気で学ぶ中・上級フランス語 [音声DL付]
  • これならわかるフランス語文法 入門から上級まで

それぞれ詳しく見てみましょう。

仏検準1級・2級対応 クラウン フランス語単語 上級

価格2,310円
付録メディア音声ダウンロード
ページ数224ページ
発行年2019年
著者ヴェスィエール ジョルジュ
※料金は税込です。

「仏検準1級・2級対応 クラウン フランス語単語 上級」は、仏検2級・準1級レベルの単語を収録した単語帳です。

他の単語帳と異なり、日本語→フランス語の順で掲載されているため、スピーキングやライティングに必要な仏訳する力を鍛えるのに向いています。

音声もディクテーションに適した形で収録されており便利です。

ディクテーションとは?

聞き取った音声を文字に書き起こすことで、どこが聞き取れてどこが聞き取れていないかを明確にする勉強法。

本気で学ぶ中・上級フランス語 [音声DL付]

価格3,190円
付録メディアなし
ページ数445ページ
発行年2022年
著者吉田泉
※料金は税込です。

「本気で学ぶ中・上級フランス語 」は、フランス語中上級者向けの文法書です。難しい内容であっても、丁寧かつ簡潔に解説が書かれています。

上級者ならではの疑問点についても掘り下げて解説されています。

これならわかるフランス語文法 入門から上級まで

価格3,960円
付録メディアなし
ページ数480ページ
発行年2016年
著者六鹿豊
※料金は税込です。

「これならわかるフランス語文法 入門から上級まで」は、基本から応用まで、フランス文法について解説された参考書です。

上級者向けとして紹介していますが、初級者向けの解説もあるので、初級者のうちに購入しておいて、上級者になるまで使い続けるのがおすすめです。

フランス語の参考書・テキストを使った勉強法

参考書・テキストを使ってフランス語を学ぶ際は、以下の流れで学習するといいですよ。

  • ステップ1:1単元分の問題を解く
  • ステップ2:間違えた問題を復習する
  • ステップ3:数週間後に間違えた問題のみ再度解く

それぞれ詳しく見てみましょう。

ステップ1:1単元分の問題を解く

単語を学ぶ際も文法を学ぶ際も、1単元ずつ学習することを意識しましょう。

最初から最後までまとめて解いたり、複数単元を一気に解くことはおすすめできません。

なぜなら1単元ごとに復習が必要だからです。

まとめて解いた後に復習をしようとしても、最初に解いた問題のことは忘れてしまっています

参考書を効率的に活用するには、単元を1つ1つ潰していく意識が必要です。

ステップ2:間違えた問題を復習する

1単元の学習を終えたら、その中で間違えた問題に印をつけて、その問題だけを復習しましょう。

復習は学習で最も大事なパートです。

復習をしなければ間違えた問題はそのまま放置され、次に似たような問題を解いたときも全く同じように間違えてしまいます。

解説を読んで、なぜその問題を間違えたかを理解しましょう。

ステップ3:数週間後に間違えた問題のみ再度解く

復習を終えたら次の単元に進みます。

復習を終えてから2週間程度経ったら、以前復習した問題を再度解いてみましょう。

再度解いて、きちんと記憶に定着しているかどうかをチェックします。

こうやって1問も取りこぼすことなく、次の単元へと進んでいきます。

まとめ

おすすめのフランス語参考書・テキストを10冊厳選してレベル別に紹介しました。

気になる参考書は見つかりましたでしょうか?

フランス語を話せるようになりたいのであれば、“参考書だけ”での独学はおすすめできません。

独学でフランス語を学ぼうと考えている方は、以下の記事もご覧ください。

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